12月1日に、二十歳を迎えられる愛子さま。 

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政府は11月16日、愛子さまに12月1日付けで女性皇族に贈られる最高位の勲章である、寶冠大綬章を授與することを閣議決定しました。

そして、宮內庁は成年行事の詳細を発表しました。注目されているのは、これまで慣例で、成年になられた女性皇族に新調されてきたティアラ。

新調されず黒田清子さんのティアラを借りる理由

しかし、愛子さまはティアラを新調されないというのです。宮內庁によると、天皇陛下の妹である黒田清子さんのものを借りられるといいます。

小室眞子さんが二十歳になった時の映像を見てみると、ローブデコルテに首飾り、頭上には、ティアラが美しく輝いています。

眞子さんのティアラは寶飾品メーカーの和光が製作。2856萬円でした。

一方、佳子さまが二十歳になられた時の映像では、ローブデコルテに、まばゆい首飾り。そして、眞子さんとは違うデザインのティアラが輝いています。

佳子さまのティアラは寶飾品メーカーのミキモト製。業者を一般公募し、企業を決定。制作費は2793萬円でした。

眞子さんの時も佳子さまの時も公費から支出。そのため、眞子さんのティアラなどは、結婚後に返され、宮內庁が保管しています。

では、なぜ愛子さまはティアラを新調されないのでしょうか?

愛子さまの新しいティアラを作らない理由

橋本壽史解説委員
やはりコロナ感染癥で経済活動が國民の暮らしというのにいろいろな影響が出ているということを皆さま案じられていて、やはり今の時期に作るのはふさわしくないのではないかということから、天皇皇后両陛下、愛子さまがご相談になり作られない決斷をされたと聞いています

コロナ禍で苦しむ國民に寄り添ってのご決斷。そして、黒田さんのティアラを借りられる理由については…

橋本壽史解説委員
黒田清子さんは、上皇ご夫妻の長女でいらっしゃる。(上皇ご夫妻が)天皇皇后両陛下時代の長女でいらっしゃる。そして今の両陛下の長女でいらっしゃる愛子さま。立場もそういうような形で同じことになりますので。黒田さんのティアラをお借りするのが一番ふさわしいとお考えになったのではないでしょうか。そういった意味では眞子さんや佳子さまよりも格が上のような形でのティアラをつけられることになる

実は、女性皇族のティアラは、眞子さんや佳子さまのように新調されるものと、継承されるものがあります。

皇后雅子さまが即位後朝見の儀で著用されていたティアラは、上皇后美智子さまが皇后時代に著けられていたものです。

このティアラは、明治の昭憲皇太后から代々の皇后に引き継がれてきたもの。

代々受け継がれている皇后陛下の第一ティアラ(左から:昭憲皇太后、貞明皇后、香淳皇后、上皇后、雅子さま)

ブリリアント型のダイヤモンド60個を使い、9つの星を戴くデザインで、中央には21カラットのダイヤモンドが輝く大変豪華なティアラです。

一方、雅子さまが、結婚時に付けられていたティアラは、現在、皇嗣妃である紀子さまに受け継がれています。

雅子さまから紀子さまへ受け継がれた皇太子妃第一ティアラ

愛子さまの成年にあたっての會見は日程を調整中で、祝賀行事に関しては、大學の授業を考慮して、2日に分けて行われる見通しです。

橋下壽史解説委員
両陛下は本當にコロナの狀況での國民の生活を心配されています。華美なことは自分たちでされないように寄り添うお気持ちを示されているところです

(めざまし8 11月17日放送より)